【初体験】燻炭(くんたん)作り

日記

今年は、何故かやる気スイッチが入っているようです。

知らないことや未体験のこと、興味のあるものは何かと調べたり、やってみたりしています。

そんな中、先日大量に籾殻が出たので、燻炭作りにチャレンジしてみました。

 

準備編

まずは、知識がゼロのため、BBに教えてもらいました。

他の方がやっているのは見たことがあります。

イメージはこんな感じです。

籾殻の山の中から、煙突が出ている状態です。

この籾殻が、燻されて黒くなっていくイメージです。時間が経てば、全て真っ黒になると思っていました。

いざ話を聞いてみると、これが中々大変なことが分かりました。

何回も混ぜないといけない。最後は、消火もしないといけない。と、やることがいっぱいです。

一通り、準備するものや一連の流れは把握できました。

 

実践

まず、燻炭器と落ち葉(杉の葉っぱ)を準備しました。

燻炭器はBBから、借りてきました。

落ち葉は防風林から拝借しようと、向かったのですが…

完全になめていました。

草が酷くて、全然中に入れません。この時の私の格好は、半袖・ハーフパンツ、サンダル。

唯一の装備品が、手袋でした。

渋々引き返すことになってしまいました。

今年の凄い所が、ここからです。

以前は、や~めた。となっていたんですが、熱が冷めないようで…

で、思いついたのが神社です。

行ってみると、しっかりと落ち葉が集められており、難なく拝借に成功しました。

今、思ったんですが、これって窃盗罪とか何かの犯罪じゃないですよね⁉

詳しい方がおられましたら、こっそり教えてください。

 

次に、藁と新聞紙で火種を作りました。

これに、燻炭器を被せ、籾殻を掛けて完成です。

イメージ通りです。

準備をしている時は、無風だと思ていたのですが、煙突からの煙が流れていきます。

しかも、ご近所さんの家の方に。

いまから、消したり場所を変えたりは面倒なので、風向きが変わってくれるのを祈るのみ。

消火作業があるので、なるべく水道の近くがいいとの事だったので、ここにしたのですが失敗でした。

お互いさまということで、目をつむることにしましょう。(勝手な自己解釈ですが)

最初に、籾殻を混ぜるまで(表面が黒くなるまで)は2時間くらいかかるようなので、その間に田んぼに除草剤を撒いてきました。

田んぼは少し濡れていましたが、次の休みに晴れる保証がないので強行で撒いてしまいました。

除草剤が効くのか効かないのかは、お楽しみですが…

こんなことをやっていると、あっと言う間に時間が過ぎてしまいます。

様子を見に行くと、良い感じに黒くなっていました。

もう少し時間が経つと、灰になり白くなります。そうなると、使い物にならないそうです。

この状態になったら、全体を混ぜ合わせます。

そして、40分くらい放置したら、こんな感じになりました。

風の当たっている方が、早く黒くなってくるようです。

また混ぜて、放置します。

この作業を、全体が黒くなるまで何回も繰り返します。

時間が経つにつれ、放置する時間が短くなります。

さらに40分後です。

全体的にだいぶ黒くなってきました。

もう20分後です。

この頃になると灰にならない様に、ほぼ付きっきりです。

なので、こんなものを準備しました。

飲んだくれセットです。

どうせ出かけないし、ただ待ってるのも退屈だったので飲みました(笑)

結果論ですが、座っているより籾殻を混ぜている時間の方が長かったです。

セットを準備してから30分後には真っ黒になったので、燻炭器を取り外し燻炭を広げました。

この時燻炭器は、激熱のため素手では触りません。燻炭を混ぜるのに使っていたスコップで、外しました。

まだあちらこちらで、煙が上がっています。この状態で放置しておくと、自然の風で火が点くこともあるそうなので、水をかけて熱を飛ばします。

まだ相当熱いようで、水をかけるとジュッと音がします。

表面だけかけても中はまだ燻ぶっているので、スコップで混ぜながらやります。

この混ぜる時に、燻炭になっていない籾殻も一緒に混ぜてしまったため、仕上がりがまだらになってしまいました。

完全に煙が上がらなくなってから、一晩放置して片付けました。

最後にBBに見てもらったのですが、畑に撒く分には十分との事だったので安心です。

また作る機会があれば、最後の所を気を付けて完璧を目指してみます。

初燻炭作り、大成功でした。

 

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